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Cute Movies

ウォーターズ

監督:西村 了

あ~幸せ☆得した気分です。
初めて!ホストクラブに行きたくなるキモチがわかったもの。
小栗旬のあの子犬のような瞳に見つめられて、「フッ」と笑われた日には・・それはもう、頑張って働いてお金を積もうと思いますって。


けない。ストーリーはですね、七人の男の熱い物語。それぞれの道につまづいたイケメンの彼らが選んだ新しいステージは、「ホスト」!スーツで決めて意気揚
々と乗り込んだ初日、お店は空っぽ。店長もいない。しかし、そこで出会った美少女と老人のために、彼らはホストの道を走り出す・・・

とにかく、この映画は、キャスティングが絶妙です。
小栗旬の文句なしのカワかっこよさ。
松尾敏伸の正統派美形の一直線さ。
イケメンヒーロー須賀貴匡の遊び人ぽさ
森本亮治のオチャメ度。
桐島優介の誠実さ。
平山広行の和風の渋さ。
そして、葛山信吾のオトナ度。
おそらくこの七つの個性は、欲張りな女性たちが求めている要求をあますことなく汲みとっているんだな。きっと。
どんな女性が見ても誰かひとり指名したくなるはずだもの。

あとあと忘れちゃならない女優陣。
真中瞳の凛とした美しさ。山口紗弥加のハジケ具合。特筆すべきは、だれもが認める美少女、成海璃子の輝き。それから存在感バッチリの貫禄の原田芳雄。そう、「ウォーターズ」は、ひとりひとりがまんべんなく良かったの。個性がキラキラしてました。

この映画を見た男子は、間違いなくホストになりたくなって、女子は、ホストクラブに行きたくなりますって。2006年、ますます、JAPANは、ホスト真っ盛り時代突入!

でも、最後にいうのも何なのですが、この映画、実は、キモチのいい青春ムービーです。出演者たちの楽しさが、観客にも伝わって、「色々あるけど今日も元気に突っ走ろうっ」ていう気分になります。

text by...  白玉きなこ

2006/03/08