道の駅「かもがわ円城」はのどかな自然風景を抜けた先の峠に位置する、岡山県で一番最初にできた道の駅です。

訪れたのは10月最初の空気が少しひんやりしてきた気持のよい頃です。

駐車場に入っていくと踏切が見えました。

？？？

「道の『駅』」だから踏切なんだそうですよ。なんと記念切符も売っていました。

平日だというのにお客さんが次々とやってきます。お目当てはやはり地元の新鮮野菜でしょうか？それとも名物があるのかな？

中に入ってみましょう！

サツマイモや、ブドウなどたくさんのお野菜・果物から地元の方々がつくられた加工品が並んでいます。ブルーベリージャムに熟成味噌、どれもこれも美味しそうです。

その中で、気になったのは「焼き屋」さんのパン。自家製の天然酵母を使い、薪を使った石窯で焼かれたパンたちはとってもいい表情をしています。
ハードそうなパンですが、薄くスライスして食べたらおいしそう♪

さて、そろそろお腹もすいてきました。
お昼は「品野屋」さんでいただきます。
こちらでは郷土料理「くさぎなのかけめし」が食べられます。

くさぎ菜とはクサギの新芽を何度も湯がいて乾燥させ、これを戻してコトコト煮たものです。くさぎな、人参、ごぼう、ささみ、錦糸卵、青菜がご飯の上に載せてあります。
食べるときは、だし汁をかけ、混ぜてていただきます。
…もぐもぐ…もぐもぐ
ごはんがたっぷり！
そしてあっさりとして、滋味あふれる味でしたー。女性におすすめです。
のっている鶏肉、昔はキジ肉だったそうです。きっと地元の人のごちそうだったのでしょうね。
そして、地鶏も有名だそうで、親子丼も美味しいです。プリプリのトリ肉がたっぷりでボリュームも満点。お腹一杯になりますよ～。

さて、お腹も満たされた後は、周辺をぶらぶらしてみましょう。
車で5分のところには「円城ふるさと村」があります。
昔ながらの建物が点在していて、お散歩にはピッタリです。

紅葉が色づく11月頃にはもっと景色もきれいになるはず♪
秋のお出かけにぜひセットで訪れてみてくださいね。