【宮司の健康歳時記10月号】ぶどうの効果
窪八幡宮

今が旬のぶどうは「健康」にもグッド
宮司の本間です。
10月12日・13日の秋季例大祭にお参りくださいました皆様、ありがとうございました。
さて、今月の歳時記は「ぶどう」。
ブドウのたくさん出回る季節がやってまいりました。今年は豊作で価格も比較的安いようです。元々ブドウは西アジア原産で、12世紀頃に中国から伝わり、その後アメリカやヨーロッパの種類が導入、品種改良され、現在の形になったといわれています。古来、ブドウの健康効果は知られており、中国の最古の医学書「神農本草経」にその効能が記されています。ブドウにはその名の通り、ブドウ糖が豊富に含まれており、スポーツや疲労回復の際に即効性のあるエネルギー源として優れた食品です。また、ワインに加工することで、生食とは異なる効能が発揮されることが知られています。
【ブドウの主な有効成分】
・ポリフェノール
ブドウにはアントシアニンが豊富に含まれており、その抗酸化作用により、老化防止や免疫機能の向上が期待出来ます。また、眼精疲労や視力減退タなどの諸症状を緩和します。
皮に多くが含まれており、皮ごと食べる種類や、ワインから摂るのがお勧め。
・ビタミンP
フラボノイド化合物で、毛細血管の強化、血圧降下、免疫力向上などの効果があります。化管からのカルシウム吸収を促進し、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
【ブドウの東洋医学的薬効】
・生食の場合
○止渇除煩(しかつじょはん)
喉の渇きを鎮めて、焦燥感や苛立ちを抑える。
○益気養血(えっきようけつ)
エネルギーを増やし、血を養う。
○滋補肝腎(じほかんじん)
肝と腎の働きを助け補う。
・ワインの場合
○暖腰腎(だんようじん)
腎の働きを助けて、腰痛を緩和する。
○安神(あんじん)
気持ちを落ち着かせて、不眠を解消する。
○耐寒(たいかん)
寒さに対する耐性を高める。
○駐顔(ちゅうがん)
美容、老化防止の働きがある。
実は、ワイン(ブドウ酒)は日本薬局方に医薬品として収載されており、食欲増進、強壮などの効能は医学的に認められているのです。ただし、あくまでお酒ですので、適度な量を戴くようにしましょう。もちろん、未成年の方はNGです。
基本情報