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本当は入らないはずなのに入ってしまうという問題

小山畳店

精密さがジグソーパズルの醍醐味。「本当は入らないはずなのに入ってしまうという問題」

精密さがジグソーパズルの醍醐味。

畳にも入る場所がある。「本当は入らないはずなのに入ってしまうという問題」

畳にも入る場所がある。

いつもありがとうございます。小山畳店です。

さて、畳には上前(‘’うわまえ‘’と読む。畳縁のついた長い辺のまっすぐな方)と下前(畳縁のついた側の歪んだ方)と呼ばれる部分があります。

例えば6畳の部屋の場合、ど真ん中に入っている畳(その名も‘’中‘’とか‘’中敷き‘’という)を除いて他の畳の下前は、壁側にまわるので、すべて歪みがついています

私どもがお客様のお宅に伺った際、よく踏まれる出入りの畳の表が傷んできたので、畳屋を頼むのも面倒だからと、違う位置にある畳と入れ換えられていることがよくあります。

畳屋から言わせれば、押し込まれて畳縁はくちゃくちゃになってるし、歪みはもちろん、長さや幅がそれぞれ微妙に違うのであまり考えられないことなのですが、無理やり敷けてしまっていることがよくあります。

「よく入りましたねぇ。」と言うとお客様は「入りましたよ。」とそっけない。一般の方は畳は全部同じ大きさで、どこでも入れ替え可能と思われているのは以前から知ってはいましたが、なるほどと納得した次第です。

ジグソーパズルの外周の部分、同じ色で同じような形なんだけど、無理やり押し込めば入る。でも、よくよく探せば無理に押し込まなくてもスッと入るピースってありますよね。畳ってそんな感覚に近いものがあるかなって思います。

ジグソーパズルのサイトを見せていただくと、ピースの間にすき間があったり、
きつい場合は組み違い(その場所ではないということ)の可能性があるそうで、正解の組み方はきちんと収まっており、すき間がないものだそうです

まったく思い込みの世界で言ってるので意味が通じているか自信ないのですが、畳ってそれぞれのパーツがそこにしか入らないと思って作られているものなんです。

新畳を入れたあとに出来てきたすきまを次の表替え(または裏返し)のときに手直しをする。また次の表替えのときに手直しをする。というようにしてまっさらの畳がだんだんその家に馴染んでくる。
なおさら、その場所じゃないと上手く入らなくなる。


「その場所はあなたじゃないとダメなの。」

ならいいけど、

「おまえにはそこがお似合いだ。」

なんては言われたくないよね〜。


なんとなく畳も人間も似てるような気がしてきた。

畳の世界っておもしろい。



常々思っていることを書いてみました。
お付き合いいただき感謝します。ww


寒さももう少しのがまんです。
皆さんお身体を大切に。



それではまたお会いします。


小山畳店
岡山県瀬戸内市邑久町大富592
(086)942-3371































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086-942-3371

基本情報

名称小山畳店
フリガナコヤマタタミテン
住所701-4234 瀬戸内市邑久町大富592
電話番号086-942-3371
ファックス番号086-942-3386
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開業日1955年4月1日
ホームページhttps://koyamatatamiten.com/

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