初詣で見直したい「二礼二拍手一礼」の意味とは
390受験指導塾 庭瀬本校
こんにちは、390受験指導塾 庭瀬本校です。
新年の初詣で神社にお参りをされた方も多いのではないでしょうか。
その際によく耳にするのが、「二礼二拍手一礼(にれい にはくしゅ いちれい)」という言葉です。
実際にやってみたことはあっても、「周りの人の真似をしているだけで、一つひとつの意味まではよく知らない」という方も多いかと思います。
今回は、この「二礼二拍手一礼」という作法について、教養として知っておきたいポイントを、簡単にご紹介してみたいと思います。
■ 最初の『二礼』|神さまの前で姿勢を整える
最初の「二礼」は、神さまの前に立つときの基本的な姿勢を整える動作です。
一回目の深いおじぎには、「ここに参りました」というごあいさつの意味があります。
もう一度ていねいにおじぎをする二回目には、「これからお願いをお伝えしますので、どうぞお聞きください」という気持ちが込められているとされています。
二回に分けてしっかり礼をすることで、自分の心を落ち着かせ、神さまに対して失礼のない形で向き合う準備をしている、と考えることができます。
■ 『かしわで』としての二拍手|音で“名乗る”古来の風習
続いて行うのが「二拍手」です。胸の前で手を合わせ、肩の高さあたりまで少し手を離して、パンパンと二回打ちます。
この拍手は、古くから「かしわで」とも呼ばれてきました。
もともとは、神さまの前で手を大きく打ち鳴らすことで、
・ここに人が来ていることを知らせる
・神さまの方へ自分の意識をしっかり向ける
といった意味があったとされています。
今でいえば、大きな声で名乗る代わりに、手を打つ音で「ここにおります」と名乗っているようなイメージです。
静かな社殿の中に響く「パン、パン」という音そのものが、神さまへのごあいさつになっている、と考えることもできます。
また、この拍手には「ここまで無事に過ごせたことへの感謝」を込める、という意味合いもあります。
ただお願いごとを並べるだけでなく、まずはこれまでの一年を振り返り、「ありがとうございました」という気持ちを持って手を打つ、というわけです。
■ 最後の『一礼』|お願いしっぱなしにしない“締めくくり”
最後の「一礼」は、お願いを伝え終えた後の、締めくくりのおじぎです。
神前に向かって、もう一度深くおじぎをすることで、「お話を聞いていただき、ありがとうございました」とお礼を伝える、という意味があります。
訪問先から帰る前に、入口であらためて一礼をしてから失礼するように、神社でも「最初のごあいさつ」と「最後のお礼」をきちんと分けて行う作法になっている、と考えることができます。
■ 『二礼二拍手一礼』が思い出させてくれること
ここまで見てみると、「二礼二拍手一礼」は単なる“お願いの型”というよりも、
・神さまにあいさつをする(最初の二礼)
・自分が来たことと、これまでの感謝を伝える(二拍手=かしわで)
・最後にきちんとお礼をする(一礼)
という、一連の流れになっていることがわかります。
おみくじの結果に一喜一憂するのも初詣の楽しみの一つですが、この作法そのものが、
「願いごとをするだけでなく、自分もきちんと努力しよう」
と、あらためて思い出させてくれる“合図”なのかもしれません。
志望校合格や成績アップをお願いしたあとは、日々の勉強の中で、
「今日はどんなことを頑張れたかな」
と少し立ち止まって振り返ってみる。
そんな初詣の締めくくり方も、悪くないなと私たちは感じています。
390受験指導塾 庭瀬本校では、今年も「努力は必ず実を結ぶ」のスローガンのもと、生徒一人ひとりの学びと成長を応援してまいります。
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