【宮司の健康歳時記4月号】イチゴの効能
窪八幡宮

イチゴはヘタを付けたまま洗いましょう
宮司の本間です。
新年度を迎え、桜が満開を迎えています。
少しお休みをしていた歳時記を再開したいと思います。
今月のテーマは”イチゴ”です。
春はイチゴが美味しくなる季節ですね。イチゴは果物と認識している方が多いと思いますが、実は野菜に分類されます。果実のように見える赤い部分は実は花の一部であり、種のような小さな粒が果実です。イチゴは関東以西で広く栽培されていますが、原産地は南アフリカのチリで、日本には江戸末期にオランダから伝えられたとされています。ただし、現在のように一般的に出回るようになったのは戦後で、日本では比較的新しい作物です。イチゴはデザートや嗜好品のイメージが強いですが、健康や美容にとって、素晴らしい効能があることが判ってきました。
【イチゴの主な有効成分】
・ビタミンC
粘膜の強化、白血球の活性化作用等により、感染症を予防します。また、抗酸化作用により老化防止、シミ、シワの改善が期待出来ます。イチゴは「ビタミンCの王様」と云われるほどビタミンCが豊富で、100gあたり100mg前後含まれています。ビタミンCの成人一日あたりの必要量は約100mgとされていますので、イチゴ10個位で摂取することが出来ます。
・ポリフェノール(アントシアニン、エラグ酸)
アントシアニンは目の働きを助け、様々な目の症状を改善する作用があります。エラグ酸はビタミンCとの相乗作用で、強い抗酸化作用とともにコラーゲンの生成を助け、皮膚のシワやたるみを改善する美容効果も期待できます。
○葉酸
ビタミンB群の一種で、赤血球の生成に関与し、貧血の予防、成長の促進等の働きがあります。
○キシリトール
ガムや飲料の甘味料としてよく知られています。虫歯菌の増殖を抑えることで、虫歯予防の効果が期待できます。
【イチゴの東洋医学的薬効】
○生津止渇(せいしんしかつ)
唾液の分泌を促進し、歯周病や嚥下障害の予防、消化機能を助ける。
○清肝熱除煩(せいかんねつじょはん)
肝臓の炎症を鎮め、イライラやストレスを解消する。
○利尿(りにょう)
尿の排出を助け、むくみを解消する。
イチゴはヘタを付けたまま洗いましょう。ヘタを取ってから洗うと、その部分からビタミンCやポリフェノール等の水溶性の栄養素が流れ出してしまいます。また、鮮度が落ちやすい欠点がありますので、食べ残しは冷凍保存したほうがよいでしょう。
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