【宮司の健康歳時記5月号】八十八夜の新茶で健康!
窪八幡宮

カテキンの効能が有効です
宮司の本間です。
朝と昼の気温差が高い季節です。皆さん、お風邪など召されませんようお気を付けください。
今月の歳時記のテーマは”新茶”です。
「八十八夜」とは、生活の節目として季節の移り変わりの目安となる日「雑節」のひとつで、立春の日から数えて88日目にあたります(今年は5月1日)。
また、「立夏」は太陽の動きを基準にした「二十四節気」の一つで、夏の始まりを指しています(今年は5月5日)。八十八は末広がりの八が重なっているため縁起が良いとされており、お茶の名産地静岡では、特にこの日前後に採れたお茶を「八十八夜新茶」と呼んでいます。
昔から「新茶は無病息災の妙薬」「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと不老長寿となる」などと言い伝えられてきました。冬の寒い時期を耐え忍んで新芽が芽吹く八十八夜の時期の新茶(一番茶)には、たいへん多くの栄養素が蓄えられおり、特にポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれており、このカテキンには様々な優れた効能があることが判っています。
【カテキンの効能】
〇抗菌作用:ブドウ球菌、コレラ菌、O-157、ピロリ菌、溶連菌などの働きを抑制する。風邪や下痢の予防にも効果がある。
〇免疫力増進作用:リンパ細胞の働きを高める。
〇血圧降下作用:血圧をおだやかに下げる。
〇抗がん作用:発がん物質のニトロソアミン生成を抑制する。
〇コレステロール値の改善:腸でのコレステロールの吸収を抑制し、血中コレステロール値を下げる。
また、夏は東洋医学的には五臓でいう「心」の活動が活発になる季節であり、春から夏の切り替わりの時期にあたる「立夏」は、「心」の働きが乱れやすい時期でもあります。
「心」とは、心臓を含めた循環器、さらには精神の働きも司っており、それが乱れてくると、動機や血圧異常、さらには不眠症や不安感など、いわゆる「五月病」の症状に悩む方が増えてきます。東洋医学でいう五臓を養う味「五味(酸味・苦味・甘味・辛味・塩味)」のうち「心」を養う味は「苦味」であり、まさにお茶の味はぴったり符合します。美味しい新茶をしっかりと頂きましょう。他にも、ゴーヤやピーマンなど、「苦味」のある食材もお勧めです。
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