【宮司の健康歳時記7月号】おつまみと言えば「枝豆」
窪八幡宮

おつまみの定番「枝豆」
宮司の本間です。
短い梅雨が明け、毎日酷暑が続いています。
皆さん、くれぐれもお体ご健康に気をつけてお過ごしください。
今月の歳時記のテーマは”枝豆”です。
ビールのおつまみに枝豆は定番ですね。実は枝豆とは、未成熟で青い状態で収穫された大豆のことであり、枝豆と大豆は元来同じ種類の作物です。ただし、現在は枝豆用と大豆用に改良されたそれぞれ別の品種で生産されているようです。枝豆の原種である大豆は中国北部が原産地で、日本には2000年以上前に伝わり、五穀(米、麦、粟、稗、豆)の一つとして重用されてきました。現在は米国が世界一の生産国となっていますが、以前から大豆を未成熟の「枝豆」の状態で食していたのは日本や中国等のアジア諸国であり、西洋諸国が枝豆として食するようになったのはごく最近のことだそうです。枝豆はビールのおつまみとして美味しいだけでなく、その組み合わせが健康にとってとても理にかなっていることが判ってきました。
【枝豆の主な有効成分】
・メチオニン
アミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促進し、二日酔いの予防効果もあります。
・イソフラボン
ポリフェノールの一種で、女性ホルモンに似た作用があり、更年期障害や骨粗鬆症の予防、皮膚のシワやたるみを改善する美容効果も期待できます。
・タンパク質
100gあたり約12gと、卵に匹敵する程の含有量で、肝臓の働きを助け、運動機能向上を補助します。
・ビタミンB1,B2、C、βカロチン
大豆にはあまり含まれない成分で、疲労回復、免疫力向上や夏バテ防止効果も期待できます。
【枝豆の東洋医学的薬効】
○健脾寛中(けんぴかんちゅう)胃腸の働きを助け、腸を整える。
○益気養血(えっきようけつ)内臓のエネルギーを高め、造血の働きを助ける。
○潤燥利水(じゅんそうりすい)胃腸を潤し、利尿作用を補助する。
○排膿解毒(はいのうげどく)膿を排出し、毒を消す。
枝豆は未成熟の大豆ですが、日本食品標準による分類では、大豆は「豆類」、枝豆は「野菜類」と、別の種類に分類されます。これは、大豆とは異なり、枝豆には野菜類に多く含まれるビタミンCやβカロチンなどが豊富なことが理由のようです。面白いものですね。
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